■研究内容 |
勝藤研究室では,遷移金属酸化物を中心とした「強相関材料」と呼ばれる物質群を研究対象としている。この物質群は,遷移金属のd 電子間のクーロン相互作用が強く金属と絶縁体の境に位置すること,さらにd 電子のスピンや軌道の自由度が結合することにより,特異な外場応答,例えば「電場印加によって電気伝導度が変化する」「歪によって電子構造が変化する」などがしばしば観測される。このような現象は様々なデバイス,特に1つの素子に複数の機能を持つようなマルチファンクショナルなデバイスの創成に有用である。
こうした強相関材料に関して,光学的手法を始めとする様々な手法を用いて研究を行っている。これまでに得られた成果の中から,いくつかを紹介する。
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